あらゆる

張飛の妻>夏侯淵の姪>張苞・張紹の母 というジレンマ

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張飛の妻


~の母と呼ばれたのは、ウルトラマンの母しか知らない。
~の妻と呼ばれたのは、刺身のツマしかない。
~の〇という呼ばれ方の場合、~の子とか、~の父というのが多い。

なのに彼女は「張飛の妻」と呼ばれてもう1800年。

世間の認知度でいえば、張飛>夏侯淵であることは分かっていても、
なんだかやりきれない。

「夏侯氏」だなんて新しい呼び名を与えられた彼女は喜んだのだろうか。

彼女にとっては「張飛の妻」こそがしっくり来る名前なのかな、
それとも、どれもこれも、どうでもいいことなのかな。


「張苞・張紹の母」とは呼ばれることがない。
「夏侯淵の姪」という呼び名も定着しなかった。

あいつの個性が強いから、あいつの支配下にいつも置かれて、どうにも動かない。
もしも別れたら、「張飛の元妻」といつまでも呼ばれ続けていたの?

名を呼べ。

彼女にも名がある、現代までの長い時間の中で風化してしまい、
書物には残らなかった名前だけど。


張飛の妻だが、張飛の妻が主ではない。

夏侯淵は悔しかった。
俺だって神速を得意とする武将で、
征西将軍に任ぜられた、魏を代表する名将の一人だ。

でもあの暴れん坊・張飛のインパクトには勝てない。







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